幽霊を今まで見た事が無い男性が、ある日足元に立っていた男性2人を目撃し、今までの幽霊に対する疑問を幽霊本人にぶつけた内容をまとめている本が出版されました。

その名も「幽霊インタビュー 完全版」

同じように「あの世とは?」「見えない世界とは?」と自分なりに調べていた私にとって、とても興味深い本です。

この幽霊インタビューは、今まで「幽霊とはこういうものだ」という考え方から、ひとつ抜き出た見方が出来るかもしれない本でもあります。

怪談界の歴史が変わる!幽霊インタビュー 完全版」

幽霊さんに聞きたい事を聞いてみた

体験者でもある水沢氏が今まで読んだ本に書いてあったこと、体験談を聞いたり自分でも知りたいと常々思っていたことを、ちょっとした幽霊さん側のタイミングの悪さ?から始まった、水沢氏の幽霊へのインタビュー。

世間一般に言われている事とはまた違う、「幽霊インタビュー」と言われるように、幽霊さんご本人からの言葉がとてもリアルで「なるほど」と面白い。

「お経はなんて言っているか、解らない」など、生きている側からしたら「えっ?そうなの?」と思っちゃうよう事が、いろいろな語り口で書かれています。

ここに書いてある当時の幽霊さんの立ち振る舞いや、二人を包む陽炎のような光の色など、エネルギーの色として考えると、また違う見方が出来ると思います。

幽霊さんに成り立ての人と、幽霊経験が長い人のエネルギーの差がここに現れているのかもしれません。

人は死んだらどうなるのか?を幽霊側から見てみると?

人は死んだらどうなるのか?
どうなってしまうのか?は、生きている私達にとっては永遠の謎でもありますよね。

なにせ、そんな経験を一度もしたことが無いので、この世界にいる人達は解らなくて当然です。

この作者の水沢氏も、若い頃から「あの世とは?」「人は死んだらどうなるの?」と常に想像していたそうです。

そこに、偶然とはいえ、知りたかった世界の住人に出会ったのですから、驚きと共に、このチャンスを逃してはいけない!と、水沢氏の好奇心が勝った行動が、この幽霊インタビュを成功させたのでした。

実際に読んでみた感想は

私も今までいろいろな本を読んだり、実際に見える人達の話も聞いていたりしましたが、この本に書かれていることは、「なるほどね~」と思う事も多々ありました。

「なぜ幽霊は〇〇な場所に現れるのか?」とか、「お迎えは本当に来るのか?」などの疑問に、「うんうん」と変な納得感が持てたり。

そして、幽霊さんも怖いだけではなく、普通に話せる方達もいるという事。

この時の会話はテレパシー系ではなく、実際に耳で聞こえる会話が成り立っていたそうです。

最後は「なぜ、この幽霊さん達が現れたのか?」の理由もしっかり解って、「やはり生きている時の人柄は変わらないものなのだ」と思えるような内容でした。

なかなか面白い本でした!

おどろおどろしい内容の幽霊の話が多い中、普通に「なるほど~」と納得できるところもあったりして、面白かったです。
新しい角度から「こんな事もあるかもね」と思える内容でした。


私達も、いつかはこの世界から旅立ちます。
その時、ある程度の情報があれば、今起きている状況が把握できるかもしれません。

私達のいざという時のために、知識の1つとして持っていてもいいものだと思います。

「幽霊インタビュー完全版」、ぜひ読んでみてください。